初心者が海釣りを始める方法!簡単な9つのルールを知る
「釣り」という言葉は知っていても、実際に始めてみようと思うと、
「何をすればいいの?」
「道具はどうするの?」
「どこに行けばいいの?」
など、何から手をつけて良いかわかりません。
そんな初心者でも、釣りのことを少し理解するだけで始めることができます。
釣りにもいろいろありますが、今回は海釣りをするために知っておきたい基本的なことを9つのルールとしてまとめました。
難しく考えずに、まずは楽しい釣りを始めてみましょう。
目次
- 「釣り」とは何?
- 「釣り」の基本的な考え方
- いつ釣りをするか決めよう
- どこで釣りをするか決めよう
- 誰と行くか決めよう
- どんな魚を釣るか決めよう
- 「釣り」の種類を知ろう
- 「釣り」の道具をそろえよう
- 「釣り」をしてみよう
- まとめ
1.「釣り」とは何?
「釣り」とは、釣り針をつけた糸を海(川・池)に入れて魚を捕ることです。
釣り針がついた糸を海に垂らせば、もう釣りをしていることになるんです。
海の近くを散歩中に魚が見えたり、魚がいそうなところを発見するとすぐに釣りができるように、こんなものを持ち歩いています。
釣り針に糸がついているので、立派な「釣り」です。糸を手で持って釣るので「手釣り」と呼ばれ、竿がありません。
2.「釣り」の基本的な考え方
海での釣りを始めるときに、「何でもいいから釣れればいい、なるべくわかりやすく簡単な方法で釣りたい」と考える人が多いと思います。
誰でも最初はそう思っていますし、長年釣りをしていても「簡単に釣れないかなあ」と多くの人が思っています。
しかし、「釣り」の面白いところでもあり、「釣り」の難しいところでもあるのが、いつ、どこでも、何でも釣れるという万能な釣り方がないということです。
ここが初心者が海釣りにとっつきにくい原因になっています。
海釣りをするためには、最低限決めておかなければならないことがあります。
それは、「いつ行くのか」「どこで釣りをするのか」「誰と行くのか」「何を釣るのか」です。
逆に言うと、これが決まれば釣りが始まっているようなものです。
「釣り」は、この一連の流れを決めていく過程から始まっていて、これこそが釣りの基本的な考え方です。
では、次からは具体的にどのようなものがあって、どのように決めていくのかを見ていきましょう。
3.いつ釣りをするか決めよう
いつ釣りをするかで、釣る場所が変わってきますし、逆に釣る場所が決まるといつ釣りをするかも決まってきます。
まずは、釣りをする日時を決めていきます。
- 朝昼夜も関係なく、釣りを始めるのも終わるのも自由に決めたい→堤防・砂浜・磯
- 朝から夕方くらいまでの間で自由に決めたい→海釣り公園
- 何時でも大丈夫で、時間に決まりごとがあっても大丈夫→船釣り
4.どこで釣りをするか決めよう
どこで釣りをするか決めると、釣りをする時間と釣る魚が決まってきます。
- 堤防・・・漁港などの近くに位置している場合が多い堤防。足場がコンクリートなので、釣りをしやすい場所です。基本的には、いつでも釣りができますが、暗くなると危険で釣り技術や道具など多く必要になります。朝から夕方までの日が出ている時間帯がおすすめです。
- 磯・・・海に近い岩場などで、足場が悪く波も気にする必要があります。基本的には、いつでも釣りができますが、暗い時間は危険で潮位なども計算しないと非常に危険です。朝から夕方までの日が出ている時間帯がおすすめです。
- 砂浜・・・海辺の砂地の場所です。基本的には、いつでも釣りができますが、暗い時間は危険で道具なども多く必要になります。朝から夕方までの日が出ている時間帯がおすすめです。
- 海釣り公園・・・海釣りをするための施設です。季節ごとに営業時間が決まっています(各施設によって異なります)。人気の海釣り公園は、早いうちに入場制限がかかる場合があります。入場料が発生します。
- 船釣り・・・船に乗って沖で釣りをします。船の上では釣りをする環境は整っていますが、朝の受付時間、出船時間、帰港時間が決まっています。乗船料が発生します。
5.誰と行くか決めよう
釣りの楽しみ方はいろいろあります。誰と行くかで状況も変わってきます。
- ひとりで行く・・・場所も時間も釣る魚も自由に決めることができます。
- ふたりで行く・・・場所と時間は合わせる必要がありますが、釣る魚は自由です(船釣りの場合は、決まっています)。
- 数人で行く・・・場所と時間は合わせる必要がありますが、釣る魚は自由です(船釣りの場合は、決まっています)。
- 家族で行く・・・場所と時間は家族で決められます。安全面重視の場所と時間選びが必要です。
6.どんな魚を釣るか決めよう
海にはたくさんの種類の魚がいます。各場所ごとに主な対象となる魚を紹介します。(地域によって魚は異なります)
- 堤防:根まわりにいる魚や小型の回遊魚など。カサゴ・メバル・イワシ・アジ・サバ・イカ・タコなど
- 砂浜:砂地に住む魚や回遊魚など。キス・イシモチ・カレイ・イナダ・ソウダカツオなど
- 磯:岩礁地帯にいる魚など。黒鯛・メジナ・イシダイ・アイナメなど
- 海釣り公園:根まわりの魚や小型回遊魚、砂地に住む魚など。イワシ・アジ・サバ・カサゴ・ソウダカツオ・イカ・カレイ・黒鯛・メジナなど
- 船:あらゆる魚がいますが、釣る魚が決まっています。五目釣りと呼ばれる数種類がターゲットになる場合もありますが、基本的には狙った魚のみです。そのため、対象魚は季節や地域により変わりますが、狙った魚を釣る確率は高いです。
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7.「釣り」の種類を知ろう
釣り方にもいろいろな方法があります。釣る場所や釣る魚によっても変わってきますが、初心者でも出来る主な種類です。
- サビキ釣り
- ウキサビキ釣り
- ウキ釣り
- ウキフカセ釣り
- 投げ釣り
- ルアー釣り
この中でもサビキ釣りが初心者には始めやすいと思います。あらゆる釣りの基本となる釣りなので、サビキ釣りをマスターしてからいろいろ試してみましょう。
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8.「釣り」の道具をそろえよう
釣る場所と釣る魚、釣り方が決まったら釣るための道具をそろえます。最初なので、大きめの釣り具屋に行くことが一番安心です。決めたことを店員さんに話すと丁寧に教えてくれますので、釣り具屋で購入しましょう。初心者用に直ぐに始められるセットが売っているので、セットの購入がおすすめです。
竿やリール、仕掛けなどにこだわり始めるのは、何回か釣りに行ってからでも十分です。
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9.「釣り」をしてみよう
全ての準備が整ったらいよいよ釣りです。直ぐに道具の扱い方に慣れるので、心配しなくても大丈夫です。
それよりも最初に気をつけることは、何よりも安全面です。海はいつ状況が変わるかわかりませんし、落ちたら潮にあっというまに流される可能性もあります。
海釣り公園などの施設は、駐車場やトイレなど必要とするものがありますが、その他の場所はトイレも駐車場も無いところもあります。出かける前にチェックしておきましょう。
10.まとめ
初心者が海釣りを始める前に知っておきたいことについて解説してきましたが、入門用に基本的なところだけに絞っています。
まずは、今一番出来そうな釣りを始めてみてから、それぞれの釣りの知識をつけていきましょう。
第一歩を踏み出せば、次の一歩が見えてくると思います。
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