別府温泉の絶景「地獄めぐり」!7つの地獄のまわり方とおすすめ入浴剤

2023年10月3日

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別府温泉は、日本でも有数の温泉湧出量と源泉数を誇っていて、なんと日本にある源泉の約1割が別府にあります。

日本有数の地熱エリアでもあり、蒸気や熱湯が自然に湧き出しているので、いたるところで見ることができます。

こうした自然の現象を、安全に観ることができるように整えられたのが「地獄めぐり」

「海地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」の地獄めぐりを思う存分楽しむために、7つの地獄のおすすめのまわり方についてご紹介します。

地獄めぐりで購入した入浴剤もとても良かったので、後半には入浴剤の紹介もしています。

別府温泉の「地獄めぐり」は、信じられないほどの絶景です。

目次

  1. 「地獄」の名称由来
  2. 「国指定名勝」とは
  3. 「地獄めぐり」のまわり方
  4. 「海地獄(うみじごく)」
  5. 「鬼石坊主地獄(おにいしぼうずじごく)」
  6. 「かまど地獄(かまどじごく)」
  7. 「鬼山地獄(おにやまじごく)」
  8. 「白池地獄(しらいけじごく)」
  9. 「血の池地獄(ちのいけじごく)」
  10. 「龍巻地獄(たつまきじごく)」
  11. おすすめの入浴剤
  12. まとめ

1.「地獄」の名称由来

約三万年前に、活発な火山活動で噴き出したマグマによって、広大な別府湾一帯の地域に多くの温泉ができました。

その中でも鉄輪・亀川の地域で、地下深くから吹きあがる熱湯や熱泥、噴気の様子が、まさに「地獄」を想像させる光景だったために「地獄」と称されるようになりました。

現在でも鉄輪地域では、温泉噴出口を「地獄」と呼んでいます。

2.「国指定名勝」とは

国が指定した文化財のひとつで、特に「名勝」は、優れた景勝地を指します。

別府温泉の「海地獄、血の池地獄、竜巻地獄、白池地獄」の4地獄は、温泉としては日本で初めて名勝に指定されています。

3.「地獄めぐり」のまわり方

別府の「地獄めぐり」の地獄は7つあります。それぞれの入場料は大人400円で、7つを全部まわると2,800円かかりますが、7つの地獄の入場券がセットになったものだと2,000円でお得に購入可能です。

車を使って地獄を観ることをメインで観光すると、2時間もあればまわれるので、セットになったものがおすすめです。

どの地獄でも購入することができるので、最初の地獄で購入しましょう。

別府の「地獄めぐり」は、大きく2つのエリアに分かれています。

海地獄エリア(海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄)の5つ

血の池地獄エリア(血の池地獄・龍巻地獄)の2つ

それぞれのエリア内の地獄は、歩いて移動できる距離です。

海地獄エリアと血の池地獄エリアの間は、約2.8kmあるので、車で移動します。

おすすめのまわり方

①海地獄駐車場に車を止めて、「海地獄」→「鬼石坊主地獄」

②かまど地獄駐車場に車を止めて、「かまど地獄」→「鬼山地獄」→「白池地獄」

③血の池地獄駐車場に車を止めて、「血の池地獄」→「龍巻地獄」

この逆からまわっても同じコースなので、問題ありません。

どの駐車場もスペースがあり止めやすいので、小さなお子様やお年寄りの方がいる場合は、すべて車で移動でも大丈夫です。

4.「海地獄」

「海地獄」の入口です。

入口の作りも大きいですが中の敷地も地獄の中で一番広くなっています。

今から1200年前に鶴見岳の爆発によってできた国指定名勝「海地獄」です。

海のようなコバルトブルーですが、98度もあります。

「海地獄」の硫酸鉄の青、木の緑、煙の白となんとも言えない色合いです。

こちらの地獄は、赤い色をしています。

敷地内には、蓮の池もあります。

5.「鬼石坊主地獄」

鬼石坊主地獄の入口です。

灰色の熱泥が大小の球状をなして沸騰する姿が坊主頭に似ており、鬼石という地名に由来して鬼石坊主地獄と呼ばれています。泉温は99度あります。

自然のつくり出すものはすごいと感じます。地味な感じなのに、ずっと姿を変えているので、見とれてしまいます。

6.「かまど地獄」

昔、氏神竈門八幡宮の大祭に地獄の噴気で御供飯を炊いた習わしがあったところから名づけられました。

猛烈な噴気とともに高熱温泉を出しています。泉温は90度あります。

「かまど地獄」の入口です。

かまど地獄には、様々な地獄があります。

茶色の熱泥が湧き出しています。

白みがかった青色をしていて透き通っています。

自然が作り出す色はすごいです。

長い年月をかけてできてきたのでしょうか。

独特な形をしています。

こちらは、エメラルドグリーンの広い地獄です。この色もまたきれいです。

赤い地獄もあります。かまど地獄は、様々な色が楽しめます。

7.「鬼山地獄」

「ワニ地獄」の名で親しまれている、鬼山地獄は鬼山の地名に由来しています。

大正12年に日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始め、約80頭のワニを飼育しています。泉温は99度あります。

「鬼山地獄」入口です。

一番温泉を感じる色合いです。これでワニが育っているのでしょうか。

写真では伝わりにくいほど、大きいです。

檻のそばを歩くと大きすぎて、はじめはワニだと気づきません。

8.「白池地獄」

白池地獄の青白色は、噴出した無色透明の熱湯が池に落ち、温度と圧力の低下により自然にできたものです。

各種の大型熱帯魚を飼育されていますが、温泉熱を利用しています。泉温は95度あり、ホウ酸食塩泉です。

「白池地獄」の入口です。

国指定名勝だけあって、絶景です。

木々の色が変わる季節にも見てみたい景色です。

9.「血の池地獄」

煮えたぎる粘土は、噴気までが赤色。豊後風土記に「赤温泉」と記された日本最古の天然地獄です。

ここから産出する赤い粘土で、皮膚病に効く「血の池軟膏」が作られています。泉温は78度です。

「血の池地獄」の入口です。

国指定名勝の「血の池地獄」の赤色は、圧巻です。

自然がつくり出す驚異です。

10.「龍巻地獄」

別府市指定天然記念物の「間欠泉」です。

間欠泉は一定の間隔で熱湯と噴気を噴出しています。

世界の間欠泉の中でも休止時間の短いため、注目を集めています。

そのため、あまり待たなくても、見ることができます。泉温は105度あります。

「龍巻地獄」入口です。

徐々に噴気があがり、一気に始まります。岩がないと30mくらい上に吹き上がるようです。

11.おすすめの入浴剤

それぞれの地獄に、お土産コーナーがあるので、地獄を観た後に立ち寄ることができます。

それぞれの地獄の特色があるものが売られているので、見ていても楽しくなります。

せっかくの温泉なので、温泉を味わえるものをピックアップしました。

「血の池軟膏」

「血の池地獄」の限定品、「血の池軟膏」です。

様々な皮膚の症状に効き目があるようです。

「血の池地獄の温泉水」

「血の池地獄の温泉水」。入浴剤としてだけではなく、薄めて化粧水としても使える優れものです。

実際に化粧水として使っていますが、とても肌がしっとりするので愛用品です。

「赤温泉」

血の池地獄の赤湯泉です。

お湯は赤褐色で、血行を促進し疲労を和らげる効果があります。

透明感のある赤色です。

「湯の素」

入浴用の「湯の素」。お湯は乳白色で全身の温浴効果と皮膚に良い成分が含まれています。

これは本当におすすめです。

数多くの入浴剤を使ってきましたが、この温泉感は最高峰です。

一度試して欲しい入浴剤です。

液体の入浴剤で赤茶色ですが、キャップ1杯の使用量をお湯に入れると乳白色になります。

入浴剤の内容量は490mlで、このボトルで約50回使えるのでとてもお得です。

強い硫黄のにおいが温泉そのものです。

使うとわかりますが、浴槽のお湯を抜いてしばらく放置すると、成分が付着してすごいことになります。

もちろん洗えば落ちるので心配いりません。

毎日のように使っているので、Amazonで追加発注しました。

しかも2本入りだと割安なので迷わずに2本セット

本当に安くて温泉そのもののお湯になるのでおすすめです。

「湯の花」

こちらもおすすめ入浴剤の「湯の花」です。

硫黄を感じる本格的な温泉を味わうことができます。少し濁った茶色のお湯になります。

これもほぼ温泉のような気分になります。この入浴剤も本当に良いです。

色はわかりずらいですが、香りは鉄分を含んだ温泉そのものを感じます。

「えんまんの湯」

海地獄の「えんまんの湯」です。マリンブルーのお湯になり、身体を芯から温めてくれます。

香りはさわやかなで、さっぱりとした爽快感があります。

きれいなマリンブルーの色です。海地獄の魅惑的な色を思い出させてくれます。

12.まとめ

別府温泉の「地獄めぐり」は、それぞれの特色や形態が異なる7つの地獄を体感することができ、地球は生きているということをあたらめて感じさせてくれます。

別府では、温泉に入るのはもちろんですが、「地獄めぐり」で目で楽しむ温泉を味わってみてはいかがでしょうか。

そして、ぜひ入浴剤をお土産にして、家でも温泉気分をしばらく味わいましょう。

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2023年10月3日温泉 地獄めぐり 入浴剤

Posted by mitori